久々に娘で作品撮り
大きくなりました。
どうやってカメラマンになったの?⑪
簡単には①に書いてあります!
→どうやってカメラマンになったの?①
–子育て&たまにカメラマン 時代–
2度の出産を経て撮影現場に戻った私は
もうここに居場所はないのではという感覚に身をさらしながら(どうやってカメラマンになったの?⑩もみてね)
でもやめたくないんだ。
って心が叫ぶので
ではカメラマンとしてやって行くにはどうしたらいいか
今何をすることがベストか考えました。
真っ先にやったことは
まずは自分の
見た目改造からです!
カメラマンなのに?ええそうです
産後緩んだ体をスッキリさせるため
自己流ですがワークアウトをして体をしめ、
食べるものを調整しました。
私はカメラマンという仕事は(人物を撮影する場合ですが)
コミニケーションが八割くらいに考えています。
そのために、せめて中年になった自分が相手に心地よい印象を与えるようにいつも綺麗にしていようと心がけるようにしました。
見た目に自信を持つようになると(特に女性)
行動にも自信が生まれイキイキと行動できるようになります。
そして他には
まず、女性カメラマンだらこその視点から
お客さんのことを考えると
技術的なことも大切ではありますが(もちろんそこを一番に見る方もいます)
特にブライダル
①自分が可愛く美しく写ってることが大事じゃない?
(自分も結婚式来ていただいてありがとうございますハガキを作るとき
自分がよく写ってるのを中心に選んで、旦那さんが目つぶりのを平気で選んでた過去があるもので(・・;))
そう思って
どんな方がいらしても、必ず美しいとおもって撮れる視点を探してゆく
これはもともと得意でした。
男性カメラマンが、つい自分の好みや美醜で判断するのを見て
自分はそのくくりがないのが良いところだと思っていました。
だからこそ、よりそこを伸ばそうとそこに焦点を持って行くように
(綺麗事ではなく、全ての人の中にはその人独自の神聖なる美しさがあります)
そして
自分にできることは限られている
だからこそ
良い写真を撮って評価されたいという欲を捨て
その日来たお客さんに100パーセント向き合う
相手を顔をしっかり見て
どうやったら、一番素敵なものを残せるか
気分良く帰ってもらうように接客しよう。
そのために②自分が1番楽しまなくてはいけない
ってことは心から相手に興味を持って接客する。
当たり前じゃないってくらいシンプルな①②ですが
これが改めて意識するまで
できていないことも多かった。
心に壁があり
ありきたりの挨拶と接客
決まり切った挨拶。
いい絵柄を撮りたくて、自分に追いついていない構図やライティング
たとえ稚拙だとしてもこの①②を大切にして
自分なりにやっていこうと思いました。
今思うと
この時の訓練のおかげで
ポートレイト撮影を主とする現在の仕事に通じているわけです。
そして
ここまで書くと、いかにも順調に産後の復帰を果たしたように見えますが
むしろ逆で
この時期は自分で物事をコントロールする癖を手放した時期です。
なんだかんだ優雅で自分の思い通りにできた一人娘の子育て十年より
男の子二人の育児は何もかも大変で
少し神経質で完璧でないとすぐ投げ出してしまう潔癖な自分を
全て捨てざるを得なかった。
無理
全てを今に委ねよう
こんな感覚が身についたのです
続く・・
今日もブログにお越しいただいてありがとうございます😊