ハロー!
親愛なる皆さま
本日もお越しいただきありがとうございます
今年の宮古滞在は本当に天気に恵まれず
ピカピカに晴れた日に息子をビーチに連れて行って美しい海を見せようと思うのに未だそんな日は訪れず・・
今日は島の北のほうに雪塩ちんすこう工場があるので
そこに雪塩ソフトを食べるためと
曇りのビーチを見るために行ってまいりました
息子が喜んでビーチで遊んでいて帰りたがらないので
曇りの海を見ながらぼんやり考え事をしました
写真を勉強したいんですという声を最近よく聞くなあ
という事について
カメラが二台欲しい
そういう思いのある方が
写真が面白くなる
上手くなる方法はあるかなあと
写真が好きだから
ぜひ好きになってもらいたいのです
私は写真を仕事にしていますが
今日晴れ渡るすばらしい日だったとしても
喜んで撮影するかといったら多分そうでもない
いわゆる素晴らしい壮大な景色というのをみても
ただそのすばらしい景色に圧倒されて
たたずんで見るという気持ちはあるけれど
肉眼で見てるのがいちばん美しいのではと思って
シャッターを押す気には実はなれない
写真が仕事で
カメラぶら下げてると
こんな素晴らしい景色
ぜひおさめたいでしょう
という感じで問いかけられる
そうでもないんです
なんていえなくて
しゃらっと撮影したりして
よく撮れたためしがない
技術も機材も
素晴らしい人はたくさんいて
よく勉強もされていて
すごいなあと思う
でも私がやりたいことはそこではないんだろうと
つくづく思う
惹かれるのは
自分の生活の中で出会う何気ないシーンの中で
いつかの次元に一瞬にして繋がるような
何か
記憶から消えたようなのに
自分の中に残骸のように残っているものを
あぶられるように出てくる光景
っていうとなんかかっこいいけど
その時は何も考えていないのです
実は
去年写真レッスンの生徒さんにも
強調して伝えたのだけど
写真を志す時にとても大切なことに
量を撮るということ
私もそれをしている中で自分のやりたい写真というのが見えてきた
量は質を凌駕する
というのは本当だと思っていて
とにかくたくさん
自分がピンときたものを撮影してみる
しばらくそうして自分の写真がたまってくると
何が好きでどんな風に撮れているか一定の傾向が見えてくる
だから最初写真が上手くなりたいと思ったら
携帯でも、小さいカメラでも
量をたくさん撮影して保存しておける環境にだけしておく
そしてるうちに、
もう少しこうしてみたい
こう撮るにはどうしたらいいだろうという疑問を持てるようになるはずだ
その時に初めて
写真が得意な人とか
何か気軽に参加できる写真レッスンになどに足を運んで
質問してみると
教える方も伝えやすいし
上達した実感というのを感じやすいと思う
センスがいいとか悪いとか
カメラの知識は必要ないとは言わないけれど
今はこれだけ個人の趣味が細分化していて
良い写真悪い写真の定義も実に曖昧
好き嫌いもあるから
まずはそこを考えなくていい
楽しんでたくさん撮ってみて!
だって
そこを論じるとしたら
『バンドの方向性が違うんで』
くらいのもんで
比べるのもなんである
だけれどちゃらっとだけ撮影して
ノウハウやテクニックで最短で上手くなろうとしても
感動する写真はできないよ
だってどうせ撮るなら
素通りされる写真じゃなくて
おっと一瞬でも立ち止まってもらえる写真を撮りたいじゃない
素晴らしい技術と構図を持った写真でも
心惹かれない時があるよ!
だからそこじゃないんだなあ
写真は後から色々なことを雄弁に語ってくれるよ!
その時に気がつかなかったことも
だから写真はやめられない♡
それではまた😉
[[[お知らせの巻]]]
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場所 札幌円山
雪を背景に撮影できるのはこの時期だけ!
魅力的な写真が撮れますよー